2020年10月17日

分かりやすい安易なおしゃれにご注意

おしゃれについて、以前から色々考えている。
 
おしゃれの基本のひとつに「はずし」がある。
現状の多数派がノーマルと考える行為や思考から少し外してやることだ。もちろん、哲学をもってのことだが。
 
そのはずしの中でも、分かりやすい方法論として「カジュアルダウン」がある。
 
ファッションでいえば「ジャケット&ネクタイにダメージ加工のボトムスを合わせる」みたいな、そういうたぐいだ。
 
結婚式や写真撮影もカジュアルダウンしている。結婚式や写真館には、儀式的であったり、伝統的であったりするお約束があるがゆえに、カジュアルダウンをするつっこみどころも多く、簡単に、分かりやすくはずせて、おしゃれに見せられる。
 
でも最近は、やっちゃだめなカジュアルダウンも多い。
結婚式においては、少なくともチャペルは儀式の場なので、それなりにちゃんとしてないと、みたいな考えが私にはある。写真撮影もきっちりした写真を撮ったうえで、カジュアルな写真も撮影する。
 
それが、我々の責任なのかなぁと思っている。
結婚式場も写真館も、人生の中でそうそう利用するものではない。だから、情報や経験が少ないお客様のために、はずしちゃダメなところは、さりげなくきっちりやってあげたいものだ。
 
要は「お客様がしらない間に赤っ恥をかくような結婚式や写真の仕上がりではいけない」わけだ。
 
はずせばなんでもおしゃれに見えるんじゃね?という哲学なき安易な結婚式場や写真館がちょっと目に付くなぁと、業界を憂える今日この頃。