2020年10月17日

日本らしいサービスは激減するかもな

日本のサービス業は過剰ともいえるぐらい、丁寧だ。
 
コーヒー1杯でも、提供の仕方などがとても丁寧。
荷物を1つ宅急便で送るだけでも、きっちり時間内に送る。
 
先進国、お金持ち国に比べても、低価格帯で生活に密着したサービス業のレベルは世界最高だと思う。
 
でも、中小企業が少しずつ淘汰され、菅政権の方針通りいけば、こういうサービス業が激減するか、価格がグっと上がると思う。つまり、日本のサービス業の対料金価値が下がるだろう。
 
従事者の賃金レベルが上がって、けっこうなことじゃないか。
 
確かにそうだが、これを進めるためには「景気対策」が必須なのだが、これは今のコロナ対策と同じで、アクセルとブレーキを両方かける感じだ。
 
もし乱暴に中小企業対策をやったら、多くの中小企業の血が流れてしまう。国全体の成長のために、一定の中小企業が淘汰されることが不可避だとしても、丁寧な移行が求められる。
 
一方で、大企業にお勤めの方、公務員の方、議員さんには関係のない話で、血は流しません。そして、政策というのは大企業に標準を定めた方針を、議員さんが決定し、公務員の方が実行するわけだ。慎重にやってほしいなぁ。
 
アメリカの経済学者が指摘するようなことは、日本には当てはまりにくいと思う。サービス業では。だって、アメリカや中国のサービス、ひどいですから。日本人がアメリカ的なサービスになれるまでの時間に、多くの中小企業のサービス業が、お客様と国の方針に板挟みにあって、消えていくだろう。
 
つまり、簡単に言うと、中小企業改革には、お客様の認識もニューノーマルが必要で
●今より下がったサービスを
●今より高い料金で消費する
覚悟が必要だ。アメリカみたいに。そうすれば賃金は上がるが、出費もあがりますけどね。アメリカだってプアホワイトが問題になっているはずなのに、リッチな人たちの自信に満ちたロジックをひけらかすから、アメリカ文化に弱い日本は、すぐにそっちに頭がいってしまうように思えてしまう。
 
 
大儀の前の小儀
 
 
長期政権の悪い部分が出ないことを祈りますね。