2019年10月22日

お店の運営理念の5要素

お店の運営理念の要素

私はお店を運営する要素を、最近では大別して5つに分けている。コンセプト、ソフト開発、ハード管理、スタッフ育成、広告運用、の5つです。
 

どの要素が重要か

すべて重要なので、これら5要素が20%ずつ、バランスよく管理・成長できていることが理想です。

20%
コンセプト
20%
ソフト開発
20%
ハード管理
20%
スタッフ育成
20%
広告運用

 

とはいえそんなにバランス良くは

物事を考えるときは、5要素をバランス良く配慮しないといけませんが、とはいえ、そんなにうまくいかないときがある。むしろ、そういうときのほうが多い。たとえば、ソフト開発に行き詰って目新しい商品を生み出せない期間や、ハードが老朽化したり同じようなお店が増えて陳腐化したりする期間などは、20%のポテンシャルを発揮できない。そういうときは、他の要素を頑張ることでリカバーして、その間に弱点を克服する必要があります。
 

結局は人がドライブさせるのだが

これら5要素は、結局は、人が考え、人が管理し、人が運用するので、大切なのは人材であり「スタッフ育成」が一番大切にも思えますが、「人さえ育てりゃなんとかなる」というわけではありません。また、他4要素がしっかりしていないと、人も育ちません。
 

重要度はみな同じ。でも再構築には順番がある。

前術のとおり、5要素のどれも重要度は同じです。でも、バランスを崩し再構築が必要なときは、着手する順番が重要です。得意なものから着手してはいけません。そしてその順番の1番目は、原点となる「コンセプト」です。コンセプトを再確認したり、再設定したりしてから、他の4要素をそれにそって構築するべきです。コンセプトは、今ある強みであったり、新しく作る強みだったり、目標とする商品や売上だったり、多角的に構築します。
 
コンセプトがないまま、場当たり的にそれぞれ意志決定をすると、どんどん沼にはまってしまいます。場当たり的でも成功するときもありますが、それは弱い土台の上にあるので逆境に弱い。それに、場当たりなので再現性(もう1回同じ成功を繰り返す)ことが困難になります。
 
例え話しを1つ。もし、はがきサイズぐらいの絵を描くなら、いきなり描きたいところから描いてもそれなりに仕上がります。仮に失敗してもすぐに描き直しができるでしょう。でも、体育館ぐらいの白紙に巨大な絵を描くとしたら・・・、まずは全体のバランスを考えると思います。そして、描いた挙句に失敗となったら取り返しがつかないので、何を伝えるのか、描く前に慎重に考えるのではないでしょうか?それがコンセプトです。
 

どれが欠けても

1つでも調子が良ければ、連鎖して全部うまくいくこともあります。逆にどれか1つでも要素が欠ければ、負の連鎖が起こる。どの要素に問題があるか、分からない場合は、もう一度コンセプトを確認し、それに沿ったソフト開発をし、人材を育て、ハードの掃除や補修をして、それを広告に反映するというステップを、もう一度踏み直すほうが、時間がかかりそうに見えて、実は近道だと思います。