優秀な通訳と優秀なクリエイターは同じ
今まで海外で仕事をする機会をたくさんいただけた。だから、通訳さんと一緒に仕事をすることが多かったわけだが、そのなかで痛感したことがある。
それは
語学が堪能=優秀な通訳ではない
ということ。どんなに優秀な語学力を持っていても、物事を知らない人や、言外のニュアンスを察することができない人は、通訳として失格だなと思います。そうなると
優秀な通訳=相手が思っていることを感知する能力に長けている
これが私の結論です。
すごく流暢な日本語で、語学力が高いなぁと思う人でも、あまりにも世間知らずで、こちらが話したことを説明をイチイチしないといけない、語学マニア系の通訳さんは、マジで疲れました。
これって、デザイナーとか、フォトグラファーとか、美容師も同じかもしれませんね。
どんなに高い感性や技術を持っていても、こちらが意図しているもの伝えることが難しかったり、結果的に意図しないものを作るような人に、仕事を頼みたくないです。
だから、相手の思っていることをしっかりカウンセリングしたり、そもそも言外の気持ちを察する能力を上げたりしないといけないなぁと思います。