ドラゴンボールの悟空みたいなものです
最近思うのですが
会社の社長
お店の店長
に求められるものとして「塩梅(あんばい)」がうまくできているか
というものがある
何が言いたいかと言うと
私たちの仕事は組織でやっているので
複数のスタッフさんと共通認識を持たないといけない
会社の意思決定は社長から店長、店長から各スタッフへと「伝えられて」いくわけだが
この間に意志の疎通に多少の差が生じたり
そのときの個々のお店の状態にもよるので
全店の全社員さんに
同時にコンセンサスを持つことは難しい
ただ、それは折り込み済みであって、時間をかけながら、
優先順位の高い物から順次、伝えていくものだ
そりゃ理想は、1つの言葉で全社員が同じ意思を持つことかもしれないが、
それは現実的ではないし
逆にそんな会社、ちょっと怖い
飲み込みの早い人もいるし
そうでない人もいる
言っている意味は分かるけど納得できない人もいるでしょう
お店の状態も考えないといけない
そういうなかで、毎日、
店長さんから各スタッフさんにお願いし続けることで
また理解してもらえたら感謝の言葉を伝えることで
コンセンサスというものは「徐々に」構築されていくわけです
もし雑に無理強いをすれば
いっときは共通認識を持つことができるが
納得できてなかったり
今までの仕事のやり方との調整が不十分になったり
結果的にお店にとって大きな負担になってしまい
お店のポテンシャルが落ちて
お客様が離れたりスタッフさんが離職してしまったりして
「一瞬よかったけど、一年間でみたら目的から遠ざかったね」
という結果をもたらすこともありえる
こういう塩梅に組織のリーダーのセンスが伺える
さらに言えば、1年中ず~っと100%で仕事ができれば最高ですが、
タイミングなどもあって、人間ですから、
それができないのも現実
そこにも店長の塩梅のセンスがあって
100%のとき、70%のとき、もしかすると50%ぐらいのときもあるなかで
お客様に満足を提供できる仕事の仕方をするには
どういうタイミングで
どういうスピードで
どんな言葉で
スタッフをまとめるかが問われる
自動車でもずっと7000回転で走っていれば壊れるし
ドラゴンボールの孫悟空だって
スーパーサイヤ人3をずっと続けることはできない
100%ばかりを1本調子ずっと求める社長や店長は工夫が足りない