自信家に伸びしろなし

謙虚というのは、相手の言葉をまずは聴き、意図を知ろうと努力すること。
 
反対に、他人の意見を聞かず、頭ごなしに自分の意見を言い、自分こそが正しいと思い込んでいる、根拠の乏しい「自信家」さんは、伸びしろがない。もう成長することはないことでしょう。
 
周囲が不安に包まれているときは、根拠がなくても皆を引っ張る「自信家」にならないといけない。そんなときぐらいでしょう。自信家でいることの良いケースは。
 
若いスタッフは、根拠のない自信家に、全幅の信頼を寄せてしまうことがあります。バケの皮をはがすほど人生経験がないからだ。それだけに、年齢を重ねた人間が謙虚にならないと、若いスタッフを正しく育成できないはずなので、自戒の念をこめて、気をつけたいものです。