2回目の結婚式|結婚式は誰のものシリーズ2

もし自分が下記のケースに見舞われたらみなさんどうしますか?

1. 60代の両親は健在だがお母さんは末期癌で自宅療養中
2. 自分たちが結婚することに
3. お母さんが元気なうちにと急いで結婚式を挙げる
4. だんだんお母さんの病状が悪化し歩行も困難に
5. そんな折に結婚相手から「もう一度結婚式したい!」と希望される
6. 相手の親族は賛成しているがこちらの親は闘病中のため出席できない
7. 自分たちは母親の看病に協力していない

 

2回目の結婚式を強く希望している理由は

急いで挙げた結婚式だったので

悔いが残るしちゃんとやりたい

 

一方で自分の親は

そもそも結婚式は終わっているし

今はお母さんの生死がかかっているので

それどころではないという実情がある

 

どうしますか?

 

結婚式とはお世話になる人に感謝し

周囲はそれを祝福する

自分のことより相手のこと

そんな愛と愛がもたれ合うような

そんな場のはずだ

 

もちろん不幸にもそうはならない場合もある

心残りの結婚式もある

 

でもそれも人生じゃないでしょうか

 

家族全員の承諾を得られない結婚式もあるので

両親不在の結婚式そのものを否定はしません

しかし

このケースはちょっと異質だ

 

私の個人的な結論としては

子供のころからの夢があったとしても

相手や周囲の状況を見極めた上でそれを捨て

自分たちができるだけの看病したり

結婚式を延期したり

それが愛じゃないかなぁ

 

今の困難を乗り越えて

すべてのほとぼりが冷めて

その間に子供ができて

家族になって

それでもまだ「2回目の結婚式を挙げたい」

そう思ったときでも遅くない

我慢してきた相手のココロを

自分も周囲の人もしっかりと汲み取って

盛大な結婚式を子供と一緒に挙げたいと思う

そんなすてきなファミリーウェディング

私なら泣きまくります

 

若いときにやりたくて

友達にもみせたくて

めいっぱい楽しみたい

 

それも理解はできますが

状況しだいでは違和感ありまくりです