2018年02月04日

割れ窓理論

社会学的「割れ窓理論」

割れ窓理論という言葉をご存知でしょうか?
心理学や社会学、法律を学んだ方は聞き覚えのあるワードです。
 
簡単に言うと

建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊されるとの考え方

引用:wikipedia

 
この理論は古い(1970年代の)理論ですし、信憑性も再検証されているので眉唾(まゆつば)かもしれません。
 

個人的「割れ窓理論」

一般的な割れ窓理論への解釈ではなく、私には個人的解釈の割れ窓理論というのがあって、それはある程度信じています。以下のとおりです。

小さなほころびを放置し常態化すると、人はそれを問題視しなくなり、改善が必要なタイミングに直面しても問題点が理解できないので改善できず、改善までに時間がかかって、より問題が深刻化する。

これはあると思う。
 

ユニクロが1年で倒産する?

そういえば、あるジャーナリストのネット記事に「ユニクロでは店長が『このままではユニクロがなくなってしまう』とスタッフに危機感を持たせようとすることがある。でもユニクロのIR情報を見ればそんなことはないわけで、鵜呑みにしてしまうパートの方なんかを見ると・・・」みたいなことが書いてあった。
 
確かに、ユニクロが1年で倒産することは、ないだろう。
 
でも、割れ窓理論ではないが、小さなほころびのうちに改善しておかないと、気づいたときには修正できない地点まで到達してしまっていることもある。だから、5年・10年・20年と長いスパンで会社の存続を考えた上で、未来の危機を想定して、早い段階で手を打つことは大切だと思う。
 
 
特に会社組織は「決定」→「実行」→「運営」までが時間がかかる。
乗り物でたとえると
個人=自転車
企業=船
みたいなイメージだ。
 
自転車はこぐ、止まる、曲がるがキビキビとできる。
でも船はアクセルを踏んでも、ちょっと間があるし、止まる!と思ってもピタっと止まるわけではない。曲がるのにも大きな弧を描いてしまう。
 
つまり、自転車は危険に直面してもとっさの判断と行動で危険を回避できるが、船はある程度事前に、双眼鏡で先々を見据えて運行しないと、危険が目の前にあらわれたときには、もう遅いのだ。
 
 
特に大企業は船で例えればタンカーみたいなものですから、よほど、先々を見て指針を決めていると思う。だから、日常のお仕事をしている店舗のスタッフさんからすると「大げさなんじゃ?」と思うようなことでも、実はそうでもないし、そもそもそれぐらいの軽微なレベルから改善しておかないと、どんどん組織など崩れてしまう。
 
 
弊社は地方の中小企業なので、まだ小回りは利きます。
自分を含め割れた窓を見て見ぬふりをせず
しっかりとその場その場で改善していけば
まだまだ伸びると思います。