2017年12月07日
先日
調理人志望の新卒の女性を面接したのだが
希望勤務店舗に空き要員がなく
他の店舗では自宅からの通勤が難しかった
本当に断腸の思いで採用を見送らざるを得なかった
とても聡明な人物だった
ご両親にとって自慢の娘さんだろうし
私もそれについては強く同感し尊敬します
私が悶々としているのは
今の採用フローだと
採用を見送った理由を
ご本人にしっかりと伝えられないこと
結果だけがご本人とそのご家族に伝わる
私が専務をやっていて採用・人事・労務を兼務していたときは
新卒の面接者全員に「手紙」を書き
採用者には採用にいたった理由
不採用の方にもその理由を書いた
せっかく面接させてもらったのだから
結果についてその理由を把握しないと
まだ若い学生にとっては「何が良くて何が合わなかったのか」という
就職活動の参考にすらならないからだ
今回のケースでいえば
彼女の人生の方針・考え方は
少なくとも私の目には間違っておらず
そこについては悩んだりしなくていいということを
分かってほしいと思った
いつのまにやめてしまったのだろう
来年から少なくとも最終面接の方には
それを再開したいと思う
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