再生・店舗プロデュース事業
建物再生事業
使いながら、維持しよう。
歴史価値の高い建物を利用・維持
後継者問題や空き家問題。様々な理由で今後の維持管理に不安を持った建物オーナー様に対し、資産の有効活用についてご相談に応じてきました。無人のまま長期間放置される建物を利用して、弊社がお借りして事業を運営し、維持管理を進めることもできますし、建物オーナー様が経営されるお手伝いをすることも可能です。規模も5000坪程度の大規模なものから民家まで、幅広く対応します。今後は、鉄筋建物など老朽化した近代建築のリノベーションのご提案もいたします。
旧川上家別邸
ひとつの到達点へ
2018年8月17日
重要文化財に指定されました
2005年11月に迎賓館サクラヒルズ川上別荘がオープンして以来、日々管理し続けてきた萬松園(旧川上家別邸)。2007年に各務原市の指定文化財されたものの、その後も文化財指定のためのロビー活動などすることはありませんでした。ただひたすら大切に使用し、管理し、守り続けた結果、2018年8月には国の重要文化財に指定されました。
再生例1
旧川上家別邸
(岐阜県各務原市)
萬松園は、日本最初の女優「川上貞奴」が貞照寺参りの滞在先として1933年に建設されました。敷地面積1,500坪、建坪150坪、一部二階建て25-26室のモダンな数奇屋造りの建物は、別荘と呼ぶにはあまりにも大きな規模で、日本中から集められた材料や装飾品が施され、東京から派遣された大工によって建てられました。この意匠が高く評価され、重要文化財に指定されました。
再生例2
旧後藤家別邸
(岐阜県各務原市)
旧後藤家別邸は、日本の民間毛織企業の祖である後藤毛織(本社・東京) 社長・後藤恕作氏が、自身の別荘として建設した流麗な建物です。所有者が転々とし、2003年に元の所有者が経営破綻した際に大部分が解体されましたが、創寫舘が状態の良い建材だけを保管し、現在の場所に移築しました。結婚式場として再度利用されるようになり、現在に至ります。複数あった後藤氏の別荘としては現存する最後の1つ。
再生例3
KAWACHIYA
(岐阜県多治見市)
川地家は創業明治20年代の老舗料亭でした。日本庭園や100畳敷きの大広間、個室もある多治見きっての格式高い料亭でした。後継者難などが原因で2005年に廃業され、多治見市に土地と建物を寄付。市が再利用方法を公募し、2007年に弊社案が採用されました。屋号の川地家を継続することで、建物だけでなく伝統も引き継ぎ、地元の歴史保存に貢献したいと思っています。
再生例4
NAGASE
(岐阜県高山市)
長瀬旅館は宝暦5年(1755年)創業の高山を代表する老舗旅館。明治30年の大火で一度は消失しましたが、高山の別の場所から建物を移築し現在の姿になりました。後継者難などが原因で2008年に廃業。2010年に弊社が借り受け、内装の一部を改装。国選定重要伝統的建造物群保存地区のため外観はそのままに、結婚式場として再利用することになりました。
店舗プロデュース
異業種参入や再価値化
強みをそのままに新しい価値を与える
写真館、美容室、レストラン、結婚式場のプロデュースを承っております。創寫舘は写真館のFCチェーンを約20年前から展開しており、そのノウハウを活かしながら、他業種もプロデュースします。技術はあるが集客ができない写真館、既存の顧客に他サービスを提供したい美容室、老朽化してきた結婚式場。課題のある店舗を、既に持っている強みを活かして再価値化をする「再価値付与型プロデュース」であって上書き型のプロデュースではありません。なおかつ、自社で実際に試してみて成果のあったものばかりなので、安全にテイクオフします。
他社プロデュース例1(写真館)
Orange Studio 会津
(福島県会津若松市)
福島県会津若松市や郡山市で美容室を多店舗展開する企業からの依頼で、写真スタジオの内装やスタッフ育成を受注しました。
他社プロデュース例2(写真館)
スタジオポージィ
(名古屋市緑区)
長年にわたりFC加盟している企業からの依頼で、スタジオとセレクトルームの全面改装を受注しました。
他社プロデュース例2(写真館)
ベトナム創寫舘(ホーチミン)
長年にわたりFC加盟している企業からの依頼で、新規建築する自社ビル内のスタジオとセレクトルームのデザインを受注しました。