2019年01月28日

非合理と非日常感と店の魅力

日常は合理的にできている

日常というのは「毎日のこと」です。毎日あること。暮らしや仕事ですよね。こういうことで非合理なことがあると、手間がかかったりして面倒なので、結果的に、日常というのは「合理性」で埋め尽くされています。
 

非日常は非合理的にできている

逆に非日常の世界観というのは、非合理にできています。あるべきものが、ない。使いにくい。メンテナンスが大変などなど。非日常は「非合理」で埋め尽くされています。
 

 

非合理と非日常感と店の魅力

裏を返せば、人は非合理なもので埋め尽くされている空間で「非日常」を感じます。非合理的なものを見るとワクワクしたり「素敵だ」と思えるのです。つまり、非合理的であるほど店の魅力は上がる、ということになります。
 

私たちの仕事は非日常を売る

私たちが勤務する写真館や結婚式場は、お客様にとっては特別な1日を過ごす「非日常」の場所です。ですから、日常感から離れれば離れるほど、お客様に特別な1日であることを実感してもらえます。
 

 

でも仕事には合理性を求められるのでは?

とはいえ、仕事は日常です。合理的であることも求められます。つまり、写真館や結婚式場を仕事する側から見たときは「日常」であり、お客様側から見たときには「非日常」になります。
 

合理性だけで店作りをしてはいけません

ですから、バランスが必要です。お客様に影響のない部分は合理的でいいし、目に見えるようなものは非合理でなければなりません。この「切り分け」ができているお店が優秀なお店だと思います。使いにくい、メンテナンスが大変という理由で、店作りを合理的にするほどに、日常感が出てしまい、お客様の1日を演出できなくなります。
 
●近くにあったほうが便利だから目に見えるところに置く
●メンテナンスが大変な装飾だから取り除く
●デザイン性は高いが運びにくい備品は運びやすいものに換える
●手間がかかるアンティークより工業製品を選ぶ
●やたら片付けてしまってガランとした店のほうがメンテが楽だと思う
 
こういう店はお客様を無視した最悪の店だな、と思います。
 
私たちに求められることは「非合理を維持するための合理的方法を考える」ことです。