スタッフインタビュー
「フランス料理調理師」

夢があるなら
壮大に膨らませてほしい

今回のインタビューは、洋食調理スタッフの竹内シェフ。入社後に感じたことや技術者としての考え、農園での取り組みなどキーワードとともに語っていただきます。

経験が将来の自分につながる

僕はホテルから転職して創寫舘に入社しましたが、ホテルの職場はキッチンの人数が多いので、ひとりひとりの責任感がぼやけていたように感じます。創寫舘に移ったら、すべての仕事が見られるし、手をかけられるので、やっていて楽しいし、将来自分でお店をやりたい方にとってもためになる職場だと思います。
 
もし、夢があるなら壮大に夢を膨らませてほしいと思います。たいへんなこともつらいこともたくさんありますが、経験が将来の自分につながると思います。自分もその途中だと思います。

必要とされたいという気持ち

独立については、大きな目標で、まだ自分の器ではないと思っています。自分が創寫舘に入社して今でも思っていることなんですが、ひとりの料理人として、必要とされたいという気持ちがすごく大きくて、自分で何かをやるというよりかは、周囲の人や会社から認められる努力をしている途中だと思っています。

常に新しいコトやモノ

技術者としては、常に新しいコトやモノを生み出していかなければなりません。悩んでいたり、仕事に疲れて何もしたくなかったりするときでも、自分なりに研究したり、今日の仕事を復習したりすることが、今は楽しいと思って仕事をしています。
 
もちろん、人員だったり予算だったり、状況によって実現が難しいこともありますが、周囲の意見を聞いて、話をして、それからカタチにしていきたいと思っています。それだけに、自分だけで決めるのではなく、みんなで良いものを作っていきたいと思っています。

他ジャンルの料理もエッセンスとして

会話のお手伝いになるような、その場の雰囲気が良くなるようなお料理を心がけています。レストランで過ごす時間は楽しい時間であってほしいので、おいしいことはもちろん、会話のネタになるような、工夫したお料理が理想です。
 
そういう意味では、フランス料理という形式にこだわらず、和食や中華料理など他ジャンルの料理もエッセンスとして加えてもいいし、シンプルに「思い出に残るお料理」「お祝いの席にふさわしいお料理」を目指して、僕ができる限りを尽くせればいいと思っています。

毎日の成長を見られるだけで感動

ファーム(農園)部に参加したきっかけはオーナーから「ランチ・婚礼で使用するお野菜を自分の手で育ててみませんか?」とお声掛けいただいたことです。やってみたいと思いましたし、今後、会社の為になるかもしれないと思ったので参加しました。
 
とはいえ、常に畑の状態を考えていなくてはいけないのはたいへんです。水、施肥、除草など日々の手入れや、これから何を育てたいか、どうやって育てるのかという知識を学ぶ必要があります。それだけ手をかけているからこそ、毎日の成長を見られるだけで感動しています。上手に収穫できたときはそれ以上で、愛情がある分美味しく感じてしまいます。
 
今後はさらに知識をつけ、自分の≪やり方≫を確立していきたいです。ファームに来た人達に「素敵な場所」「楽しい」と思っていただけるような取り組みをしていきたいです。

インタビュー動画